失った歯を取り戻す治療法

人工歯のメリットとデメリット

デメリットの多い義歯に代わり脚光を浴びているインプラントですが、費用が高いのでよく相談してから決めましょう。

インプラントと義歯の違い

2つの人工歯のメリットとデメリット

“没歯”という言葉を聞いたことがありますか?

現代のように歯科技術が発展する遥か昔には、歯を失うことが寿命だとされてきていました。

厚生労働省の調査によると、歯の平均寿命は歯種にもよりますが、最も寿命が長いもので約66年、短いもので約49年というデータがあります。その一方で、平均寿命は飛躍的に伸びていても、歯の寿命はさほど変わりがないという結果となっています。

そこで、失ってしまった歯の代わりとなる人工歯の代表が“入れ歯”と呼ばれる「義歯」になります。ただし、義歯にしたことで、メリットよりもデメリットのほう目立ち、「義歯にしたけど合わなくて困っている」という声をよく耳にします。中には、作り直した義歯を5〜6個持参して歯科医を訪ねた患者さんもいるそうです。

このように、義歯の場合、噛み合わせが悪かったり、硬い食べ物をうまく噛めなかったり、毎日の手入れが面倒だったりとさまざまな不具合があります。そこで脚光を浴びた画期的な治療法が「インプラント」です。

どちらを選ぶかはクリニックで相談を

義歯の場合、失ってしまった歯の代わりをするだけですので、アゴの骨の中に隠れている歯根は失ったままの状態になります。ところが、インプラントは歯根の代わりをしてくれますので、アゴがやせ細ることもありませんし、健康な歯を削ることもありません。また、アゴの骨に人工歯根を埋め込んで土台を作るため、しっかりと固定されますのでつけ心地も義歯とはまったく違い、違和感なく食べ物を噛むことができます。

治療費の面で考えると、保険が適用されないため、インプラントのほうが一時的に高いような気はしますが、義歯が合わなくて何度も作り直したりすれば、場合によっては義歯のほうが高額になってしまうケースもあります。また、何よりもインプラントは見た目も自然でつけ心地も良く、違和感なく生活できるという点で、お金には代えがたいメリットがあると言えそうです。

いずれにせよ、最近では義歯の素材や治療法も改善されてきていますので、信頼できる医師のいるクリニックで、費用の面も含め相談するのが一番でしょう。

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